From市川秀彦
施術所デスクより、、、
今回は
あなたに
腕組みと肩こりの関係性について
お伝えしたいと思います。
腕の重さは
体重の6.5%と言われており
体重50kgの方なら
片手で約3kg
両手で約6kgもの
重さの腕を
常に重力で
下に引っ張られるストレスを
肩首周りの筋肉に
負担を感じながら
過ごしています。
その重さを
少しでも軽減しようと
腕を組み
両手で支え合い
体に密着させる事で
腕の重さを
肩以外のところへ
分散しようと
無意識に
腕を組んでしまいます。
逆を言うと
腕を組むと言うことは
常に肩や首の筋肉に
違和感があり
少しでも負担を減らそうと
無意識に
腕を組んでいることが
多いのです。
さらに腕を組む
癖もあり
常に右手が
上側になったり
またその
逆だったり
無意識に組みやすい方が
出来てしまいます。
上に組んだ方の手の
肩甲骨は前側に動き
下になった方の手の
肩甲骨は相対的に
後ろ側になる
と言う加減に
肩甲骨の位置により
筋肉の負担のかかり具合が
左右
違う場所になり
左右の肩から首にかけての筋肉に
アンバランスが発生します。
肩や首に負担をかけないよう
に腕を組んだつもりが
結果的に
左右のバランスを崩し
肩こりの原因と
なってしまっているのです。
予防方法としては
常に肩首周りの筋肉を
ストレッチなどで
柔軟性を確保しておき
腕を組む場合も
定期的に
上になる方の手を入れ替えて
バランスを崩さないように
心がけていただくことです。
歩く時に
意識して
手を大きく
前後に振っていただくことで
肩周りの筋肉が使えて
血行が良くなりますので
無理のない範囲で
お試しください。
ー市川秀彦